【なぜ枝毛はできるの?】原因と今日からできるダメージ予防法

「毛先がパサパサ…よく見たら枝毛が!」
そんな経験、ありませんか?

せっかく伸ばしていた髪に枝毛が見つかると、なんだかショックですよね。

でも実は、枝毛はある日突然できるわけではなく、日々の積み重ねで起こるものなんです。

この記事では、枝毛ができる本当の原因と、今すぐ始められるダメージ予防法をやさしく解説していきます。


■ 枝毛ってどんな状態?

髪の毛は、表面がキューティクルというウロコ状の層で守られています。

このキューティクルが何らかの原因で傷つき、毛先が裂けたり割れたりした状態が「枝毛」です。

髪は肌と違って自己修復できないため、放置するとどんどん悪化してしまいます。


■ 枝毛ができる主な原因

1. 熱ダメージ(ドライヤー・ヘアアイロン)

高温で繰り返し熱を当てると、キューティクルが剥がれやすくなります。

  • ● ヘアアイロン180℃以上 → 枝毛の原因に
  • ● ドライヤーを近づけすぎ → 焦げたような質感に

2. 摩擦や引っ張り

濡れた髪はキューティクルが開いていて、とてもデリケート。

  • ● タオルでゴシゴシこする
  • ● 濡れたままブラッシング
  • ● 髪を無理に引っ張る

これらはすべて、枝毛の原因になります。

3. 紫外線や乾燥

肌と同じように、髪も紫外線や乾燥でダメージを受けます

  • ● 紫外線 → キューティクルを劣化
  • ● 冬の乾燥 → 静電気で摩擦増加

■ 枝毛を防ぐために今日からできること

1. ドライヤー前の「ひと手間」を忘れずに

洗い流さないトリートメントやヘアオイルを髪全体に馴染ませてから乾かすことで、熱ダメージを大幅に軽減できます。

2. 髪を拭くときは「押し当てる」

濡れた髪はこすらず、タオルでやさしくポンポンと水分を吸収させましょう。

3. 自然乾燥はNG。ドライヤーは正しく使う

  • ● 根元から乾かす
  • ● 毛先は最後に、風を上から下へ
  • ● 冷風で仕上げてキューティクルを整える

正しく乾かすことが、髪を守る第一歩です。


■ 枝毛を見つけたときの注意点

もし枝毛を見つけたら、

  • ● 引きちぎるのは絶対NG!
  • ● セルフカットするなら清潔なハサミで、根本から数cm上で切る
  • ● サロンでのトリミングも定期的に

放置せず、早めに対処することで進行を防げます。


■ まとめ

  • 枝毛はキューティクルの損傷によって起こる
  • 熱・摩擦・乾燥・紫外線が大きな原因
  • ドライヤー前の保護・正しい乾かし方・摩擦を避けることで予防可能
  • 見つけたら放置せず、丁寧に対処する

髪は毎日の積み重ねで変わります。
「枝毛ができやすい髪」から「枝毛になりにくい髪」へ、
今日から一緒にケアを始めてみませんか?

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